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「たまご」との出会い

「捨てる」から「循環する」へ

私たちが卵のかしこさと出会ったのは約20年前。
この出会いから「卵の殻」に多くの可能性を感じました。
「卵の殻」にはヒヨコが呼吸するための小さい穴がたくさん開いており、この命を繋ぐメカニズムは「調湿」「脱臭」効果があること。
「卵の殻」という誰もが見たことがあり、捨てたことがある素材を再利用して生活を支える製品が生み出せるということ・・・。

当初は東京卵日和の母体である日本エムテクスが卵の殻を活用した、塗り壁・壁紙・タイルなどを製造していました。
ただ、卵殻を活かした製品と出会うのはリフォームや新築の家を建てる時のみ・・・
もっと卵の殻のチカラ、賢さを知ってほしいという思いから「東京卵日和」という雑貨ブランドを立ち上げました。

私たちは食生活のさまざまなシーンで卵を使っていますが、卵の殻は必ず廃棄物になっていました。
通常天然素材と呼ばれるものは、山などの自然にあるものから頂き、素材として活用されています。
自然から奪うのではなく、誰もが想像しやすく、現状廃棄されてしまっている身近な素材を再利用することによって、循環型社会を目指すことをより多くの人々に身近に感じて頂き、みんなで協力しあって未来の暮らし、地球を豊かにできればと考えております。
最近では卵のみならず、生活の中に紛れた「価値があるのに廃棄されてしまっている素材」に着目し、未来へつなぐ活動を行っています。